院長の独り言
Monologue

2017.12.29

私は怒っています

これまで一ヶ月に2回独り言を更新したことはありませんんが、今回だけは 12月25日に続いてどうしても今年中に毒を吐いておかないと来年に持ち越して嫌な気分で新年を迎えることになりますのでお付き合いください。また、今までよりも本当に愚痴っぽくなっていて読むに耐えにくい内容になっていることをお許しください。どうしても読むのが嫌な人はスルーしてください。
  他でもない大相撲の暴力事件に関してです。私は先日までは白鳳の大ファンでした。日本人でもないのによく日本の事を勉強して偉いなと思っていて、土俵上で汚い手を使うだとか、負けた力士に駄目をおして突き飛ばしてけしからんとかの批判に対して、自分の中で彼を理解してきました。
  ところが今回明るみに出たのは、日馬富士が殴ったのは誰の目から見ても白鳳の圧力によるものであることがはっきりしています。今回のことで白鵬がいかに汚い手口で相撲界で生きているのかはっきりしました。またそれに擦り寄って頼りにする大相撲の八角理事長をはじめとする幹部の情けないこと。確かに貴ノ花にも落ち度はありますが、それは白鳳の行ったことや八角理事長の情けない行動に比べれば、どう考えても比べ物にならない程軽微な行動であることは明らかです。偉そうに貴乃花だけを悪者にする元検事の相撲協会の高野危機管理委員会の委員長の見識も本当に情けない限りです。相撲部屋の親方といえば力士にとって親も同然です。自分の子が集団リンチのような目にあったら、まず警察に訴えるのは当然です。さらにもみ消されそうになった自分の組織に対して報告をする親がどこにいるでしょうか。八角理事長をはじめとする相撲協会が情けない態度を取ることが分かっている貴乃花が、警察や検察の行方がわからないのにどうして報告するでしょうか。
  巡業部長としては少し義務を怠ったことは組織の中では良いことではありませんが、白鳳や鶴竜は天下の横綱なのに報告をしていません。白鳳鶴竜の処分は減給のみで、同じ報告義務を怠った貴乃花は降格とは裁判の公平性からは全く持って不公平です。今回の事件を日馬富士と貴乃花に押し付けて白鳳や八角理事長はノウノウと軽い処分であるのは、私が最近見た全国的なジャッジの中では最も劣悪なものであります。
  このままでは大相撲は衰退していくことでしょう。相撲界では横綱大関経験者でないと理事長にはなれないしきたりで、将来白鵬が理事長にでもなれば相撲界は終わりなのではないでしょうか。そのころには八角理事長も引退していて知ったことではないと思っているのでしょうか。貴乃花だけを批判している日本人はそのことを理解して欲しいのです。
  もう一つ私の身近なことで全く同様の出来事が起こっているので書かせてください。実は私の弟は某フィルム機器メーカーに勤務しています。それをここでは仮に A と呼びましょう。長くうつ病を患っていますが、本人も大変苦労しながら島根の先生方に可愛がってもらって大きな病院や医院で業績を伸ばしてきました。数年前まではトップクラスを走っていて西日本でも注目されていた営業マンです。私は常々彼に所長という責任のあるポストにはつかずに、脊髄性筋萎縮症の次男も抱えているので島根で転勤せずにぼちぼちやっていきなさいと指示していました。
  ところが2~3年前に後輩であった仮に S とするものが山陰営業所の所長として関西から帰ってきて弟の上司になりました。それでも弟は所長と共に山陰営業所を盛り上げていくと言っていました。ある時何かの件で所長に意見した事があるようです。それ以来所長に無視されるようになって営業の第一線から外されてしまいました。弟の病気は私が見ていたのですが本社の産業医から電話が私にあって、弟さんの病気について是非とも大学病院などの専門医に診てもらってくれとのことでした。おかしなことを言うなと思いながら大きな病院で一番優秀な先生と私が思っている先生に紹介しました。その先生が言われるには、こんなに自己コントロールが出来ているうつ病は初めて診たとのことでした。面会を重ねていく度に今の状態は薬なしでも良好な経過であり、感心してくれていました。
  ところが先生のところに本社の人事が面会に来ました。何とか弟をどうしようもない精神疾患であり、ある部下をいじめ倒していることの話を取り付けたかったようです。先生は毅然としてこんなに長年うつで苦しんだ人間がどうして落ち込んでいる部下をいじめるんだとコメントをしてくれました。実は弟はうつで悩んでいる部下に早く精神科で診てもらうように勧めたようです。そのことに目をつけたのがS所長で、開業医営業担当とサービス長に声をかけて広島支店を超えて本社に弟を辞めさせるよいうに嘆願書を書いたようです。なぜそのことが分かったかというと、本社の人事の人間が先生ににオフレコですがと教えてくれて、そんな事情なので何とかなりませんかとの話でしたようです。これは診察ではないので守秘義務はなく弟に教えてくれました。
  どうしても弟を追い出したいSはあらゆる手を使って弟を追い込んで、ついに弟を広島支店の窓際に追い込むことに成功しました。いかなる理由があるにせよサラリーマンにとって転勤命令に逆らうことはできません。どうせ転勤するなら脊髄性筋萎縮症の松江高専で成績が1番の次男が今度豊橋工科大学に編入して一人暮らしをするので、大阪支店か名古屋支店を希望していましたがそれも受け入れられませんでした。私が唯一力が及んでいた広島支店で一番責任のある本部長が急に退職した後の人事でした。私の力が及ばず弟には誠に申し訳ない気持ちでいましたが、まあしょうがないかと思っていました。
  今までの話は労働基準監督署に訴えれば精神疾患を理由にした左遷事案として勝てる事案ではありますが、そんなことをしても弟にとっては何も良いことはありません。
 ここからは全く別の話になり私自身の話になりますが、私のクリニックのAから買ったCTの現像機と別のCRというレントゲン機器のバッテリーが壊れていて、いつも2つの警報機が鳴っているので、A山陰営業所に3回も電話をしても梨のつぶてであると看護師長が言うのです。私はすぐに直感しました。弟が所長にこれではこの営業所はダメになると意見したことが、この対応のまずさであったのです。私は営業所に私が電話をすれば今回の不備はもみ消されるので、A本社のホームページからクレームなどの処理のサイトにこのことをメールしました。5日後にAの下請けのサービスが来てCT現像機の何か大きな部品を交換してCRバッテリー機も新しいものと持ってきました。
  私は機械を変えてくれと言ったのではなくて見積もりを出してくれと言っていたので、多分何十万もかかる見積もりはどうしたのと聞くと彼は涙ぐんで見積もりが出ていませんかと声が震えているのです。私は君が悪いのではないから帰っていいよと伝えて、再びAのホームページから、見積もりが出ていないのに新しいバッテリー機とCTの現像機の大きな部品を交換して帰られましたが、我々の医学の世界では考えられないような出来事なのですが、どういうことでしょうかと問い合わせていますが、所長も担当の開業医営業担当者もサービス長も誰一人話しをしにこないのです。多分私が変わり者であって私を悪者にして、彼ら3人は本社から問い合わせがあっても逃げをうっているのに違いありません。全く貴乃花の状態と同じです。実は弟が営業の第一線を外されてからも、今年には腹部エコーとCRというレントゲンの器械も新しいものに400万円も出して更新したのに、所長も開業医営業担当も一度も挨拶にきていません。
  その後分かったことですが、山陰営業所長は某日赤も出入り禁止となって、岡山の全く関係のない人間のみが出入りを許されているのみになっているようです。同じ事を他でもやっているのだなと思いました。
  私が言いたいのは、人間だから罪は犯しますし間違いもある。間違った時にはその時に少なくても素直に謝ることが社会の最低のマナーではないでしょうか。自分が間違った時にそれを人のせいにして人をおとしめる行為は、ある意味では社会的な殺人罪であり、そんなことをして自分の地位が保てて登って行けるほど世間は甘くないと思います。。
  相撲協会もAやSも早くそのことに気がついて欲しいと思っています。
  あー、これですっきりしました。今回は私の愚痴に付き合って頂いて本当に申し訳なく思っています。
  来年からはもっと面白い記事を皆さんに提供できるように考えます。
  皆さんどうか良いお年を。